
ビデオは最大4K/60fpsのドルビービジョンHDR撮影が楽しめる。その際に音声は空間オーディオで収録される。iPhone 16モデルから加わった空間オーディオのオーディオトラックを撮影後に編集する「オーディオミックス」はiPhone 16eにもある。
Apple Intelligenceの普及拡大にも貢献できるか
iPhone 16eのボディは堅牢性能の高い航空グレードのアルミニウム。ディスプレイのフロントガラスはアップルが独自に開発した「Ceramic Shield」だ。本体はIP68相当の防塵・防水対応としている。
アップルが2016年から販売を続けてきたベーシックモデルのiPhone SEは、ついにラインナップから姿を消すことになる。税込6万2800円から買える第3世代のiPhone SEよりも、iPhone 16eの販売価格は高くなるが、Apple Intelligenceへの対応や48MP Fusionカメラの搭載など大幅に性能アップを果たした。
初めてのApple製5Gモデム「C1チップ」を搭載するiPhoneとして、その接続性能やバッテリー持ちがユーザー体験にどれほど影響するのか気になるモデルだ。すでにハイスペックなiPhoneを使っているユーザーにも注目されると思う。
カラーバリエーションはiPhone 4の頃の原点に戻り、ブラックとホワイトの2色展開になったが、リサイクルマテリアルを使ったアップル純正の5色シリコンケース(ウインターブルー/フクシア/レイクグリーン/ブラック/ホワイト)を組み合わせればカラフルに彩ることもできる。価格は税込6480円。Apple Intelligenceの普及拡大にも貢献するヒットモデルになるだろう。
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