ウクライナは最も手強い目標には巡航ミサイルを撃ち込んでいるが、大半の深部攻撃は長距離ドローンで行っている。ウクライナの長距離攻撃ドローンのラインアップはどんどん拡充しており、最も大型のタイプは爆発物や、GPS(全地球測位システム)もしくは地形照合による精密誘導装置を搭載して1600km以上飛行できる。
最近明らかになったドローンは、
爆弾を投下して基地に帰還する能力を備え、墜落したり撃墜されたりするまで繰り返し使用できる。
ロシアにとって、これらの
ドローンの撃退は、間もなく4年目に入ろうとする全面戦争による損害が軍事面でも産業面でも拡大するなか、喫緊の課題になっている。ウクライナにとっては、ロシア側によるその撃退手段をつぶすことが喫緊の課題だ。
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forbes.com 原文)