楽しさの源は「ワイン×人」という活かし方
筆者はワイン会やワイン好きの集まりに行ったことはありますが、あまり好きにはなれませんでした。ワインを飲むたびにメモを書いたり、真剣な方もいらっしゃいます。もちろん、ワイン好きの方々がワインを探求されるのは楽しいのだろうと思いますが、筆者はやはり飲料としての味わいだけでなく、ワインの文化的な、ワイン×人という活かし方がないと楽しさが半減します。
筆者も参加したことがある辰巳琢郎さんが会長を務める日本のワインを愛する会ですが、「日本ワインファンが、気軽に集い楽しめるプラットフォーム。それこそが『日本のワインを愛する会』なのです」と言っているように、和やかな集いで雰囲気も良かったのを覚えています。
筆者は、独身の頃はしばしば少人数のホームパーティを開き、熟成させたワインを出すと話も弾みました。なお、このワインはどうとかなどウンチクは最小限で、それぞれに楽しむポリシーでした。普通の方は、有名ワインも知らないし、ワインの内容など興味もありませんから。
「ベンチャーとワイン」
一度、一般参加ができる人数制限の講座のような形で「ベンチャーとワイン」をテーマに開いたところ、何とメドピアの石見陽社長(現会長)がいらっしゃいました。筆者はその後、厚労省のヘルスケア系スタートアップ振興のサポートをすることになるのですが、メドピア主催のヘルステックサミットで登壇しました。これもワインと特定テーマの掛け算による縁の可能性を示しています。
なお、ワインを飲みながら深い相談や他で聞けない話など大切なコミュニケーションがありましたが、ツールとしてのお酒の良さと注意点があります。
お酒は、本音を言いやすくなる、仲良くなりやすい、という利点もありますが、本性が見える、ことがあります。筆者は、ワインを飲みながら、この人は信用できないとか関わり方を変えようとか判断したことがあります。
もっとも、ワイン本来の楽しさもお忘れなく。人に勧めたワインが「これ、おいしい!」と言っていただけると嬉しいものです。妻も筆者と似て、当初は何でそんなにワインをと怒られましたが、今では下手なプロより舌が肥えている気がします。でもワインに飲み込まれず、自由に我がままにワインを楽しんでくれています。ワインは夫婦のコミュニケーションにも役立てることができますね。


