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任天堂の新たな特許、Switch 2の「マウス機能」を裏づける

WIPO / World Intellectual Property Organization

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任天堂は「驚きと喜び」を好む企業だが、同社に対して気の毒な思いもある。Switch 2に関する主要なリーク情報は、初披露の時期から正確なカラー、拡大された画面サイズに至るまで、ほとんどが的中してしまった。そして、改良されたJoy-Con(ジョイコン)に搭載されると噂されていたマウスのような機能についても、任天堂はある程度の神秘性を保ちたかったようだが、その秘密もすでに漏れている。

任天堂は確かに、公式のSwitch 2発表動画で、新しいジョイコンがマウスのように表面上を滑る動きを示唆していた。マウスの尻尾を想起させるリストストラップまで備えていたが、同社はこれを公式に認めたわけではなく、追加の詳細も一切公表していない。ところが、このたび公開された特許が、その事実を裏づけるかたちとなった。

Switch 2に関するRedditのサブレディットで最初に指摘されたように、任天堂株式会社が2023年8月に出願した特許が2025年2月6日に公開されている。そこには、新しいジョイコンを用いた入力装置およびシステムに関する複数の使用事例が記載されており、マウス機能と関連する制御方式を明確に示唆している。

特許の要約

本入力装置は、前面、上面、第1側面、第2側面、方向入力部、第1上面ボタン、及びマウス操作用センサを備える。第1側面は左右方向の一方の側に位置する。第2側面は左右方向の他方の側に位置する。方向入力部は前面に設けられる。第1上面ボタンは上面に設けられ、左右方向の成分を含む方向に延びる第1回転軸の周りに押圧可能である。マウス操作用センサは、第1側面又は第2側面が検出面に置かれた状態で検出面上を移動することにより変化する、検出面からの反射光を検出する
特許に示されたすべての図面は、世界知的所有権機関(WIPO、World Intellectual Property Organization)のポータルサイトで閲覧できる。
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翻訳=酒匂寛

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