年間6200兆円の市場
ディアマンディスによる最新の自律型ロボットに関するレポートは、「世界の国内総生産(GDP)の50%は、人間の労働に支払われている。つまり、人間の仕事が経済の半分を占めている」というFigure AIのCEOであるブレット・アドコックの言葉を引用している。「これは年間40兆ドル(約6200兆円)の市場であり、全輸送業の10倍の規模だ」ディアマンディスは、この分野で市場をリードする16社を特定している。それぞれの企業と、そのロボットの名称、拠点とする国は以下の通りだ。
テスラ:Optimus/米国
フィギュアAI: Figure 02/米国
Agility Robotics(アジリティ・ロボティクス):Digit/米国
ボストン・ダイナミクス:Atlas/米国
Unitree(ユニツリー):H1, G1/中国
1X Technologies (ワンエックス・テクノロジーズ):NEO/米国
Agibot (エージーアイボット):Yuanzheng A2/中国
Apptronik (アプトロニック):Apollo/米国
Beijing HRIC:Tiangong/中国
EngineAI(エンジンAI):SE01/中国
Engineered Arts(エンジニアード・アーツ):Ameca/英国
Fourier Intelligence (傅利葉智能):GR-2/中国
Kepler (ケプラー):Forerunner K2/中国
Robot Era (星動紀元):Star1/中国
Sanctuary AI (サクチュアリAI):Phoenix/カナダ
Xpeng(小鵬汽車):/中国
これらの人型ロボットのメーカーの大半は米国(6社)と中国(8社)を拠点としており、英国とカナダがそれぞれ1社となっている。