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欧州

2025.02.02 09:00

「航続距離2000km、250kg爆弾を投下して帰還可能」なドローン、ウクライナが運用明かす

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ロシアがウクライナに対する戦争を拡大してから3年近くの間に、ウクライナの技術者たちは数々の長距離攻撃ドローンを開発し、目を見張るラインアップになっている。このところロシアの内陸深くへのドローン攻撃が相次いでいることも、再利用可能な爆撃ドローンの登場と関係しているのかもしれない。
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ドローンの空中制御は普通、あらかじめ設定したGPS(全地球測位システム)ベースのナビゲーションと、衛星無線を通じた人間による直接操縦によって行われ、わりと簡単だ。だが、ドローンの着陸は難しい。比較的小型のドローンなら、エンジンを切り、パラシュートを開き、降下していくことが可能だが、大型の機種は滑走路に着陸する必要がある。

世界の主要なドローン部隊は高度な自動着陸システムを開発している。ウクライナが、1機せいぜい数十万ドルとみられる比較的安価な攻撃ドローンに搭載するために、こうした高級なシステムに時間と資金を費やしているのかは定かでない。

別の方法は、米空軍のプレデターやリーパーといった無人攻撃機の部隊がとうの昔にマスターしているように、基地への帰還の最終段階では人間が操縦し、機体の前方カメラを通じて着陸に導くというものだろう。これはフライトシミュレーターで操作するようなものだ。
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forbes.com 原文

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