大局的に見れば、パロアルトネットワークスは、1年以内に「悪意のあるPDFファイルが41万1800件から522万4056件へ、1160%も劇的に増加したことに気づいた」と報告している。PDFファイルはクロスプラットフォーム、つまりiOSやAndroidなど異なるプラットフォームでも同じように動作することから、多くのさまざまなユーザーに攻撃を仕掛けられるので、攻撃者にとって魅力的なフィッシングの媒介だ。テキストベースのメールに書かれた単純なリンクよりも、より信頼度の高い手法になり得るからだ。
問題は、このパロアルトネットワークスが報告している数字が、4年前のものであるということだ。PDFを使ったフィッシング攻撃は新しいものではなく、この数年でさらに急増している。今回の攻撃で興味深い点は、リンクを隠蔽する新たな技術を使い、もっぱらモバイル機器を標的にしていることだ。しかし、被害に遭わないために気をつけるべき点は、これまでと変わらない。メールやメッセージのリンクをクリックしたり、添付ファイルを開いたりしてはいけない。それらのほとんどすべてが危険だからだ。
(forbes.com 原文)


