欧州

2025.01.28 12:30

ウクライナ軍の別の新旅団も崩壊 東部要衝に「必要な訓練受けず」投入され大損害か

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ウクライナの調査分析グループ、フロンテリジェンス・インサイトの創設者である元ウクライナ軍将校、Tatarigamiは「問題は組織とリーダーシップの失敗にある」と断じている。ウクライナの首脳部は、軍を拡大して侵略者ロシアとの戦いを継続していくためのマンパワーと政治意志がまだあることを、支援諸国側に証明しようと躍起になっているようだ。
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外国の不注意な観測筋には、8個の新旅団の編成というのは何十もの既存旅団の補充よりもはるかに印象的なものに映る。

そのため、ウクライナは新たな部隊を次々に立ち上げたものの、アマチュアばかりで脆いその部隊は前線に送られるや撃破された。まず第155機械化旅団がそうなり、数週間後、第157機械化旅団も同様の状況にあることが発覚した。

Militarylandは「このような問題がなぜ軍の上層部によって見過ごされているのか不思議でなりません。まだ配置されていない残りの旅団、第156、158、159各旅団がこれらの失敗から学べると願うばかりです」と書いている。
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楽観的になれる理由はある。第155機械化旅団の崩壊を受けてウクライナのボロディミル・ゼレンスキー大統領は、新たな旅団の編成を停止し、新兵を既存の部隊に加えるよう命じたと伝えられる。だが、この命令は明らかに、第157機械化旅団を救うには遅すぎた。

forbes.com 原文

翻訳・編集=江戸伸禎

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