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健康

2025.02.02 09:15

「風呂キャンセル界隈」とは? 疲労と負担で入浴を避ける女性たち

Shutterstock

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誰しも、今日は入浴したくないと思ったことがあるだろう。2024年、「風呂キャンセル界隈」という言葉がSNSで話題になった。入浴やシャワーが面倒で避ける人々や、その行動を意味する言葉だ。忙しさや疲れからお風呂をパスする選択肢を共有するこの現象の背景には、特に女性にとってどのような実態があるのだろうか。

株式会社はぐくみプラスが2024年12月2025年1月にかけて全国の女性335人に行った調査によれば、20〜50代の女性の約22.1%が、「週に1回以上お風呂に入らない日があると回答している。



逆に「ほぼ毎日入る」という人は49.6%と半数を占めており、「風呂キャンセル」をする人が必ずしも多数ではないこともわかる。

「風呂キャンセル」してしまう理由

「風呂キャンセル」を選択をする理由として挙げられるのは、1位が「心身の疲れ」(32.0%)や2位が「髪を洗う、乾かすなどの工程が面倒」(21.2%)、3位が「眠い」(13.6%)という声だ。ほかに、「寒い」(9.2%)、「他に優先したいことがある」(8.4%)、「お風呂前後の掃除が面倒」(3.6%)といった回答もあった。

「風呂キャンセル」を選択をする理由として挙げられるのは、1位が「心身の疲れ」(32.0%)や2位が「髪を洗う、乾かすなどの工程が面倒」(21.2%)、3位が「眠い」(13.6%)という声だ。ほかに、「寒い」(9.2%)、「他に優先したいことがある」(8.4%)、「お風呂前後の掃除が面倒」(3.6%)といった回答もあった。




具体的には以下のような声があった。

・仕事から帰宅すると疲れで無気力になってしまい、動けなくなる。次の日が休日で特に予定もない日は人に会うこともないため、次の日でいいかと思ってしまう。(20代女性)
・疲れていると、服を脱いで髪と体を洗うという工程がめんどくさい。 特に冬は寒い上に服を着込んでいるので、ますます脱ぎたくなくなる。(40代女性)
・時間が遅くなりすぎて、風呂に入らずに少しでも寝た方がいい場合はお風呂に入らない。(30代女性)

お風呂に入らないという選択をする背景に、多忙な生活やストレス、行動への負担感があるようだ。
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文=池田美樹

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