物流分野の他社との提携
オーロラは、現在進行中のパイロット版の取り組みで、フェデックスやウーバーの貨物部門のUber Freightなどと協力して荷物を運んでおり、自動運転のサービスの開始後もその協力を継続する予定だ。同社は、2025年第2四半期には、商用サービスからの収益を計上し始めることを目指している。オーロラは、昨年10月に公表した投資家向けの書簡で、2021年9月以降に8200個以上の商業用荷物を運搬し、2026年末までに粗利ベースの黒字化を目指していると述べていた。
オーロラの共同創業者には、テスラのオートパイロットの開発に関与したスターリング・アンダーソンや、同社が2020年に買収したウーバーの自動運転部門に所属していたカーネギーメロン大学のドリュー・バグネル教授らが名を連ねている。
同社は、提出資料によれば2020年から昨年の第3四半期までに、24億ドル(約3800億円)以上を研究開発に投じており、その間の累積損失は37億ドル(約5800億円)に達していた。
今月発表された資料によれば、オーロラは将来的に新たな資金調達を行う可能性があるが、現時点では計画していない。同社は、2024年第3四半期末時点で2億6300万ドル(約410億円)の現金を保有しており、短期投資を含めると12億ドル(約1900億円)以上の総資産を有している。
「良いニュースは、私たちには十分な資金があることだ。当社は、非常に強力なポジションにあると感じている」とアームソンは述べている。
一方で、自動運転トラック分野での競争は激化しつつある。カナダのWaabiも商業運行の開始を目指しており、内紛によって崩壊したTuSimpleの元CEOであるシャオディ・ホウが設立した新会社のBot Auto(ボットオート)も同じく商用化を進めようとしている。さらに、この分野にはKodiakやGatik(ガティック)などの企業がある。
そんな中、オーロラのアームソンは、自身のスタートアップがこの分野で最初に成功を収める企業になると確信している。
「当社は、シミュレーションやAIへのアプローチにおいて正しい判断を行い、最先端のツールを取り入れている。自動運転のプロジェクトを成功に導くには、すべてを正しく実行する必要がある」とアームソンは語った。
(forbes.com 原文)


