ワディ・ラム(ヨルダン)
この山岳砂漠の壮大な風景は、『アラビアのロレンス』『オデッセイ』『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』など、いくつかの有名な映画に登場している。2019年公開のディズニー映画『アラジン』もそうだ。
グランピング・キャンプが人気で、星空観察、ラクダ乗り、ハイキング、ベドウィンの伝統料理が楽しめる。新・世界七不思議のひとつであるペトラ遺跡は車で約1時間半の距離にある。夏は極めて暑いため、旅行には春と秋がおすすめだ。ロンドン(英国)
世界有数の大都市があまたの映像作品に登場するのは驚くに値しないが、ロンドンのよいところは、著名俳優たちが演じたその場所で眠り、食事できる点だ。ホテル「ザ・レインズボロー」のロイヤルスイートでは、トム・クルーズとシドニー・ポラックが『アイズ ワイド シャット』の名場面を演じた。「ザ・ランガム・ロンドン」は、『007/ゴールデンアイ』に登場するサンクトペテルブルクのグランド・ホテル・ヨーロッパのシーンや、ブラッドリー・クーパー主演の『二ツ星の料理人』の撮影に使われた。『ノッティングヒルの恋人』には「ザ・リッツ」と「ザ・サボイ」が登場し、「セントパンクラス・ルネッサンス・ホテル・ロンドン」では『THE BATMAN-ザ・バットマン-』『ブリジット・ジョーンズの日記』『ハリー・ポッターと秘密の部屋』などが撮影された。建物の外観を見れば、これらのホテルが映画監督に人気な理由は一目瞭然だろう。
東京(日本)
東京で撮影された映画シーンで屈指の国際的知名度を誇るのが、『ロスト・イン・トランスレーション』でスカーレット・ヨハンソンとビル・マーレイが出会った「パーク ハイアット 東京」のニューヨーク バーだ。東京の夜景を見わたせる最上階のバーは、行列ができるほど外国人観光客に大人気となった。目下ホテルは全面改装のため休業中だが、今年10月に再オープンを予定している。それまでは、有名なカラオケのシーンが撮影された渋谷のカラオケ館へ行ってみるのもいいだろう。
ヒュー・ジャックマン主演の「X-MEN」シリーズ『ウルヴァリン:SAMURAI』には、増上寺で撮影されたシーンがある。西麻布の和食レストラン「権八」は、クエンティン・タランティーノ監督『キル・ビル』にアクションシーンの舞台として登場する。といっても撮影は店内ではなく、タランティーノが内装を完全再現したセットを作らせ、中国で行われた。

