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2025.01.23 11:00

世界を股にかける「聖地巡礼」、2025年に訪れたい映画ロケ地9選

世界で最も混雑しているといわれる東京・渋谷のスクランブル交差点(Marco Bottigelli/Getty Images)

世界で最も混雑しているといわれる東京・渋谷のスクランブル交差点(Marco Bottigelli/Getty Images)

映画観光が盛況だ。好きなドラマや映画にゆかりの場所を訪ねて世界中どこへでも旅行するファンたちの行動から、ロケ地をめぐる空の旅をさす「セットジェッティング」という言葉も生まれた。

こうした「聖地巡り」は今に始まったトレンドではない。ハワイのマウイ島と地中海のシチリア島では、米ドラマシリーズ『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』が一大観光ブームを巻き起こした。バルカン半島のクロアチアも、ドラマシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』のおかげで観光全盛期を迎えた。

2025年の旅行計画を立てるにあたって、映画やドラマに登場した見知らぬ土地を訪れてみたい人のために、おすすめのロケ地をピックアップしてみた。いずれも、いちどは訪れたい名作の舞台だ。

バンコク(タイ)

東南アジアの人気観光地であるバンコクでは、ロビン・ウィリアムズ主演の『グッドモーニング,ベトナム』が撮影された。バンコクの街並みをベトナムの街並みに見立てたのだ。このほか、ヒュー・グラントとレニー・ゼルウィガー主演の『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』や、ブラッドリー・クーパーとエド・ヘルムズが共演した『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』など、数々の映画の舞台にもなっている。

『ハングオーバー』で印象的なシーンの1つは、高層タワーホテル「ルブア アット ステートタワー」のルーフトップバー「スカイバー」で体験できる。人気スポットなので早めに行こう。きらびやかな寺院、よりどりみどりの屋台、ナイトマーケット、チャオプラヤー川でのクルーズなども人気だ。

バンコクの高層タワーホテル「ルブア アット ステートタワー」のルーフトップ・レストラン&バー(fokke baarssen / Shutterstock.com)

バンコクの高層タワーホテル「ルブア アット ステートタワー」のルーフトップ・レストラン&バー(fokke baarssen / Shutterstock.com)

コモ湖(イタリア)

曲線を描く湖畔の風景は美しく、ロマンチックな映画の舞台として完璧。数々のすばらしいホテルが立ち並び、多くの映画で主役級の役割を果たしている。

「ヴィラ デステ」はアルフレッド・ヒッチコック監督の『快楽の園』、フェデリコ・フェリーニ監督の『甘い生活』、そしてヒラリー・ダフ主演の『リジー・マグワイア・ムービー』に登場する。「グランド ホテル トレメッツォ」はグレタ・ガルボ主演の『グランド・ホテル』の舞台となった。「ヴィラ・デル・バルビアネッロ」(バルビアネッロ邸)では、『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』でアナキン・スカイウォーカーとパドメ・アミダラがキスをするラストシーンが撮影された。

コモ湖畔にたたずむヴィラ・デル・バルビアネッロ(Shutterstock.com)

コモ湖畔にたたずむヴィラ・デル・バルビアネッロ(Shutterstock.com)

湖畔の町々は遊覧船で行き来でき、美しい景色を眺めながら買い物や食事を満喫できる。冬季はホテルやレストラン、店の多くが閉店してしまうため、訪れるなら夏がいい。
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翻訳・編集=荻原藤緒

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