だからといって、ロシアが新たな兵士の確保に苦労していないわけではない。少なくとも1つのロシア軍司令部、具体的に言えば第20親衛諸兵科連合軍の司令部は、やむにやまれず負傷兵からなる突撃部隊を編成し、戦闘に送り込んでいる。負傷兵はどうにか歩けはするが、なかには松葉づえの助けを借りざるを得ない者もいる。容易に予想されるように、その突撃の結果は悲惨なものだ。
ロシア軍の一部の指揮官は負傷兵にも戦闘を命じているらしいという噂は、数カ月前に流れていた。そして先週、「松葉づえ大隊」の最初の明確な証拠とみられるものがソーシャルメディアに現れた。ロシア軍が現在、ウクライナ東部で注力している方面であるドネツク州ポクロウシク市周辺で、ウクライナ軍のドローン(無人機)は、松葉づえをついた兵士が多くを占めるロシア軍の突撃部隊が、足を引きずりながらウクライナ側の陣地を攻撃しに来るのを発見した。
ウクライナ軍の爆弾投下型ドローンが攻撃者をすばやく始末した。ロシア兵らは負傷によって明らかに攻撃力が制限されていたが、ドローンは彼らを容赦なく仕留めていった。
😳🩼 Pokrovsk direction. Wounded Russians were driven on crutches to storm. They died... pic.twitter.com/8a7dKxDb8P
— MAKS 24 🇺🇦👀 (@Maks_NAFO_FELLA) January 18, 2025
Elite Russian soldiers of the 20th Army, some on crutches, are heading out to carry out a combat mission. One of the special forces operatives even suffered an epileptic seizure. pic.twitter.com/63rsvZCc6M
— WarTranslated (Dmitri) (@wartranslated) January 21, 2025