北米

2025.01.25 08:00

米空港で押収される「銃器」は年間6500丁以上、9割以上が弾丸を装填

Photo by: Jeffrey Greenberg/UCG/Universal Images Group via Getty Images

これら3つの空港が、TSAが発表した銃器押収数の多い空港のトップ10に入っていないのは注目に値する。
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一方、ニューイングランドにある8つの空港で2024年にTSA職員が押収した銃器はわずか48丁だった。ニューイングランドのTSAは昨年、3340万人以上を検査したが、乗客100万人当たりの押収丁数は1.44丁に過ぎなかった。また、ニューヨークも改善傾向にある。TSA職員が2024年にニューヨークエリアの空港検問所で押収した拳銃の数は42丁と、2023年から18%減少した。

銃を所持して合法的に旅行する方法

銃や弾薬、銃のパーツは、空港の保安検査場より先に持ち込むことが禁止されている。しかし、TSAのペコスケ長官によると、弾薬が入っていない銃を、硬いケースに入れた状態で航空会社のチェックインカウンターで預け入れ荷物として申告した場合は、合法的に銃を持って旅行することが可能だという。

もしTSA職員が保安検査場のX線検査機で拳銃を発見すると、地元の警察当局に通報する間、全ての検査が停止される。「銃器は、我々の職員やチェックポイントにいる全ての人に安全上のリスクをもたらす。費用も掛かり、オペレーションも遅くなる」とペコスケは言う。

地元警察は現場に到着後、銃器を押収し、所有者と武器を保安検査場から撤去する。銃規制が厳しい州や地域にある保安検査場で銃器を所持している旅行者が摘発された場合、刑事責任を問われる可能性がある。
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「ニューヨークで保安検査場に銃器を持ち込めば、旅行客は手錠をかけられて空港から出ることになる。しかし、銃に対して寛容な州ではそうはならない。地元の警察は旅行者に、銃を車に隠して保安検査を受け直すよう指示するだろう」と、あるTSA職員は2022年にフォーブスに語っていた。

forbes.com 原文

編集=上田裕資

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