家庭用アーケードゲーム機にとって重要なそのサイズ
Iconic Arcadeは、由緒正しい「Dynamo HS-1」筐体を10分の9サイズで再現した。Dynamo HS-1は、全盛期にその信頼性と適応性の高さから人気を博したアーケードゲーム筐体であり、メーカーはさまざまなキットで出荷し、ゲームパブリッシャーはジョイスティックやゲーム基板、外装のデザインを簡単に交換できた。SNK、Midway(ミッドウェイゲームズ)、コナミなどのパブリッシャーの中でも、特に『1943 ミッドウェイ海戦』や『ストリートファイター』『大魔界村』といったカプコンのゲームで使われていたことは有名だ。実機のフルサイズに非常に近いサイズということは、プレイ中に猫背にならず、友達が戦いを挑んできても空間的に余裕をもって2人プレイを楽しむことができるはずだ。
もうひとつのサイズに関して言うと、ストリートファイターXXLの筐体には19インチのBOE製スクリーンが搭載されている。21インチのスクリーンを求める声も聞こえてくるが、1280 x 1024ピクセルの画面解像度では、率直に言って19インチでまずまずのピクセル密度になる。それより大きなスクリーンだと、画像の鮮明さが失われ、ドットの荒さが目立つようになるおそれがある。
Raspberry Pi 5とLinuxを採用する利点
携帯ゲーム機から卓上アーケード機まで、巷にはレトロなゲーム機が溢れているが、残念ながらそれらの多くは封鎖されている。つまり、仕様が公開されていないクローズドシステムであるため、利用できるゲームは限られており、最小限のカスタマイズや拡張しかできない。そのような場合、費用を正当化することは難しい。私が求めるのは、すべてを統べるアーケード機だ。理想を言えば、それが私の最初で最後のマシンであってほしい。
ストリートファイターXXLアーケードゲーム機は、Raspberry Pi 5(シングルボードコンピューター)とカスタマイズされたLinux OS(オープンソースのオペレーティグシステム)で作動する。だが、メーカーによれば「Batocera」や「Recalbox」など、自分好みのLinuxディストリビューションと完全に入れ替えることも可能だという。これによって膨大な可能性が広がる。


