銅やマンガンを燃焼すると、青や緑の光が生じる。銅は藍銅鉱(アズライト)や孔雀石(マラカイト)などの、多くの炭酸塩鉱物に含まれている。他の銅の供給源としては、輝銅鉱(カルコサイト)もある。これは、ギリシャ語で銅を意味する単語にちなんで命名された硫化鉱物だ。ほかにも、針銀鉱(アカンサイト)や、珍しい銅の硫化鉱物である斑銅鉱などがある。ただし、大半の銅は、非常に産出量が多い硫化鉱物である黄銅鉱から精製されている。
マンガンは、水や空気中の酸素と容易に反応する性質がある。地球上では、マンガンは単体の元素として存在することはないが、多くの鉱物に含まれている。これらの鉱物の中でも最も重要なのは、二酸化マンガン鉱物の軟マンガン鉱(パイロルース鉱)だ。
コバルトは、燃やすと青い光を発する。輝コバルト鉱は、コバルト、ヒ素、鉄、硫黄を含む鉱物で、比較的まれなものの、この戦略的に重要な金属の重要な供給源として、世界各地で採掘されている。というのも、コバルト合金なしでは、現代のテクノロジーの大半が成立しないからだ。
ニッケルや銅、コバルトを含む硫化鉱物のカーロール鉱や、コバルトとニッケルの硫化鉱物であるリンネ鉱にも、コバルトが含まれる。
青、緑、赤、黄色以外の花火の色は、複数の鉱物を混ぜ合わせることで表現できる。例えば、銅とストロンチウムを混ぜれば紫の色を出せる、といったようにだ。
(forbes.com 原文)


