サイエンス

2025.07.05 18:00

夏を彩るカラフルな花火、それぞれの色を生み出す岩石と鉱物の種類

Billion Photos / Shutterstock

銅やマンガンを燃焼すると、青や緑の光が生じる。銅は藍銅鉱(アズライト)や孔雀石(マラカイト)などの、多くの炭酸塩鉱物に含まれている。他の銅の供給源としては、輝銅鉱(カルコサイト)もある。これは、ギリシャ語で銅を意味する単語にちなんで命名された硫化鉱物だ。ほかにも、針銀鉱(アカンサイト)や、珍しい銅の硫化鉱物である斑銅鉱などがある。ただし、大半の銅は、非常に産出量が多い硫化鉱物である黄銅鉱から精製されている。孔雀石(マラカイト) Minakryn Ruslan / Shutterstock

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燃焼すると青や緑の光が生じる銅。銅は藍銅鉱(アズライト)や孔雀石(マラカイト)などの、多くの炭酸塩鉱物に含まれている Minakryn Ruslan / Shutterstock.com

マンガンは、水や空気中の酸素と容易に反応する性質がある。地球上では、マンガンは単体の元素として存在することはないが、多くの鉱物に含まれている。これらの鉱物の中でも最も重要なのは、二酸化マンガン鉱物の軟マンガン鉱(パイロルース鉱)だ。
軟マンガン鉱(パイロルース鉱)  RHJPhtotos / Shutterstock

燃焼すると青や緑の光が生じるマンガン。軟マンガン鉱(パイロルース鉱) RHJPhtotos / Shutterstock.com

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コバルトは、燃やすと青い光を発する。輝コバルト鉱は、コバルト、ヒ素、鉄、硫黄を含む鉱物で、比較的まれなものの、この戦略的に重要な金属の重要な供給源として、世界各地で採掘されている。というのも、コバルト合金なしでは、現代のテクノロジーの大半が成立しないからだ。

ニッケルや銅、コバルトを含む硫化鉱物のカーロール鉱や、コバルトとニッケルの硫化鉱物であるリンネ鉱にも、コバルトが含まれる。

輝コバルト鉱 Albert Russ / Shutterstock

燃やすと青い光を発するコバルト。輝コバルト鉱 Albert Russ / Shutterstock.com

青、緑、赤、黄色以外の花火の色は、複数の鉱物を混ぜ合わせることで表現できる。例えば、銅とストロンチウムを混ぜれば紫の色を出せる、といったようにだ。

forbes.com 原文

翻訳=長谷 睦/ガリレオ

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