このリーク情報はNate the Hateによるもので、これはゲームニュースサイトのVideo Games Chronicle(VGC)が公開した記事の内容とも一致している。今回のリーク情報の要点は2つある。
まず、米国時間1月16日(木)にNintendo Switch 2が正式公開されることだ。これはゲーム機本体のみの発表であり、ゲームの発表はないという。
「発表会自体は、ほとんどゲーム機本体だけに集中すると聞いている」とNate the Hateは言う。「ゲームの発表はないだろう。トレーラーの組み立て方によっては、スクリーン上で動作するゲームが映し出される可能性はあるが、ソフトウェアがフォーカスされることはない」。
そして、ソフトについては、1~2カ月先の2月下旬か3月上旬に、別途発表があると伝えられている。
任天堂は、次世代ゲーム機に関する情報を明らかにするのがかなり遅い傾向があり、通常は発売のそれほど前ではない。それを考えると、今回の情報はさらにエキサイティングなものになる。例えば、初代のNintendo Switchが正式に発表されたのは2016年の10月で、これは2017年3月3日に発売開始する5カ月前のことだった。その計算でいくと、もしSwitch 2が今週発表されるとすれば、理論上は今夏の6月か7月に発売されることになる。任天堂はここ最近、ホリデーシーズンを待つ必要性を感じておらず、1億4600万台という初代Switchの販売台数を考えれば、この発売時期になってもおそらく問題ないだろう。
リーク情報では、ゲーム機のフォームファクター(物理的な寸法やレイアウト)は現行のSwitchに非常に近いものになると伝えられており、世代間でゲーム機の外観や機能が大きく異なることが多い任天堂としては異例のことだ。しかし、Switchは大ヒットを記録したゲーム機であり、任天堂もその流れを変えたくはないようだ。
もちろん、次世代機は現行機よりもパワフルにはなるだろう。他のリーク情報では、Switch2の携帯モードはPlayStation 4並みの基本性能を持ち、ドッキング時にはPlayStation 4 Pro並みの性能を持つ可能性があると示唆されている。
私が持っている1つの大きな疑問は、このゲーム機の名前がどうなるか、という点である。ブロックバスターとなったWiiの後継機であるWii Uが落ち込んでしまったことから分かるように、次世代機の名前は、その機種が現行機種の「不必要なアップグレード」と捉えられずに、完全に新しいシステムであることを一般大衆が知るのに十分なほど、特徴的でなければならない。しかし、任天堂も名前に「2」を付けることはあまりしないようなので、どうなることやら。
もし今回のリーク情報が正しければ、任天堂自身がSwitch 2の公開日について近々発表することになるだろう。しかし、その日が近づいても音沙汰がないのであれば、おそらくこのリーク情報は間違いであり、Switch 2の発表はもっと後になるだろう。しかし、1月16日をカレンダーに書き込んでおく価値はあるはずだ。
(forbes.com原文)