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2025.01.17 18:00

2人の関係は長続きするかを確かめる心理学者からの「3つの質問」

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だが、もしあなたが心の奥底で恋愛感情がなくてもパートナーと良い友人でいられただろうと思っているなら、それは有望な兆しだ。友人として、また愛する人としてそれぞれが同じくらい相手を大切にする関係は、互いの人生を豊かにするさまざまな方法を認識しているカップルだ。
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そのような人たちは、分かち合わず、互いの成長を見守らず、相手との付き合いを楽しまない人生を想像することができない。自ら意図して日々繰り返し相手を選ぶ。

2. パートナーといっしょにいるときの自分が好きですか?

カップルは自分たちをひとつのグループ、つまり切り離せないコンビとして見ることが習慣になることがある。もちろん、このようなアイデンティティの共有は恋愛関係におけるかけがえのない側面だ。だが、個性も同じくらい重要であり、相手とのやり取りの多くに影響を与えている。

そのため、パートナーといっしょにいるときの自分と、1人でいるときや他の人といっしょにいるときの自分がどのような人間であるかを考えることは極めて重要だ。そして、健全なカップルの場合、2人ともそうした場合の自分を知っており、愛している。

『カレント・ダイレクション・イン・サイコロジカル・サイエンス』に掲載された研究によると、これはカップルが互いの存在に好影響を与え合う「ミケランジェロ現象」の産物だ。この概念は、先駆的な画家で彫刻家でもあったミケランジェロに由来する。ミケランジェロは、石という最もありふれた硬いものを芸術というまったく新しく畏敬の念を抱かせるものに変えた。
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同様に、ミケランジェロ現象が見られるカップルはいっしょにいるとき互いに相手の理想像を引き出し合い、高め合う。相手を無条件に支え、愛し、大切にする。時間の経過と共に、絶え間なく相手に注ぐ抱く愛と敬う気持ちによってカップルはそれぞれに満たされ、かつ意欲的で幸せな自分へと成長することができる。

気が合わないカップルの場合、辛いことがあるときには絶えず憤りを感じたり、喧嘩腰になったり、あるいは単に相手の存在にイライラしたりする。一方、健全なカップルはどんなにひどい日であっても、どんな失敗をしても、自分を愛し元気づけてくれる人のもとへ帰れるという安心感を得ることができる。相手への気持ちは決して揺らぐことはなく、互いの存在がとても輝いているため、離れていても結びつきは強い。
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翻訳=溝口慈子

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