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新規事業

2025.02.09 14:15

「日本」がキモだったBEAMS JAPAN立ち上げ、松竹と寅さんグッズ販売も

ファーストフォロワーは独自路線の伸びしろを持つ人

新規案件を次々と仕掛ける鈴木さんは、今でもなおファーストペンギンであり続ける。そんな鈴木さんに、ファーストフォロワーの素地とは何か聞いてみた。
 
「伸びしろがある人というか、突っつきがいがある人かな。自分の世界や今していることに満足しきっている人は、そもそもフォロワーにならないと思うんです」(鈴木さん)
 
ファーストフォロワーの太田さんに対して、出会った当初はこんなことを感じていたという。
 
「太田さんは元々有能で仕事もできる人。けれど『この子は何が好きなんだろう。熱を上げる対象を持っていない』という印象がありました。ということは、熱を上げる対象を指し示せば伸びるはず。日本の地場産品や名産品のような、太田さんが今まで見たことのないものを見せて、その魅力を伝えてみようと考えたんです」(鈴木さん)

「それは初めて聞きました! でもその通りです……。会社に対しても熱をそんなに持っていなかったし、毎日普通に過ごすだけでした」(太田さん)



「次世代の人たちには、僕を超えてほしい。そういう人が出てきたら一番ハッピー。独自の路線で次のファーストペンギンになってほしいな」(鈴木さん)

「修司さんの背中をずっと見てきたのでなかなか難しいですが、私も自分らしい形でいきたいです」(太田さん)

ファーストフォロワーは、決してファーストペンギンのコピーではない。もしも鈴木さんのような存在が社内にもう一人誕生したら……?
 
「修司さんさんみたいな人がもう一人いたら、本当に大変なことになります(笑)!」(太田さん)

「BEAMS JAPAN 2ができます(笑)」(鈴木さん)



BEAMS JAPANになくてはならない存在の2人に、大切にしているマインドを聞いてみた。
 
「私たちみたいな仕事は柔らかい気持ちで動いていかないと、広がりがなくなってしまいます。修司さんが『仕事が遊び』とよく仰っていて、本当にその通りだと思うんです」(太田さん)

「僕らは道具としての洋服を売る会社じゃないんですよね。お客様を楽しませてハッピーにさせる、そういう娯楽的な要素が社会から求められています。社外も含めて、僕が仕事するときに巻き込みたいと思う人は、ある意味楽天的な要素の多い人。どうせ百発百中なんてないんだから、ポジティブにいてほしい」(鈴木さん)

ファーストペンギンがいるから、インパクトの大きな変化が起きる。そしてファーストフォロワーが続くから、ブレイクスルーを一過性で終わらせない。鈴木さんが切り拓き、太田さんが追いかけた道から、BEAMS JAPANの次なるペンギン、フォロワーたちが生まれていくのだろう。

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