デリッシュキッチンでは、昨年の11月、2025年の食の流行を予測している。そこで示されたのが「ネオ和食」、「ハイブリッド食感」、「ドバイチョコ◯◯」だった。ネオ和食は、インバウンド需要の増加を受けて、日本の伝統的な食材や料理を現代風にアレンジしたもの。ハイブリッド食感は、咀嚼音のASMRが流行ったことから、「ザクふわ」、「サクしゅわ」、「パリもち」といった異なる感触を組み合わせたもの。ドバイチョコ◯◯は、ドバイで生まれて韓国で大流行したドバイチョコレート風にアレンジしたもの。ドバイチョコレートも、韓国のインフルエンサーが公開した咀嚼音のASMR動画が流行のきっかけになった。
同サイトが提案する2025年のお餅アレンジも、それを踏まえたハイブリッド食感が楽しめるものとなっている。
もちジュワ!「やみつき餅から揚げ」
さいの目に切ったお餅を衣にまぜた鶏のから揚げ。
サクもち!「悪魔のたぬき餅」
レンジで柔らかくしたお餅に、さくさくの揚げ玉とめんつゆをかけた簡単レシピ。
もちザク!「ドバイチョコ餅」
チョコレートを混ぜ込んだふわふわのお餅で、ベビースターラーメンとピスタチオスプレッドのガナッシュを包む。
ふわもち!「バターチーズもち」
レンジで柔らかくしたお餅にバター、チーズ、卵黄、砂糖を混ぜた濃厚スイーツ。
カリもち!「ブリュレ餅」
レンジで柔らかくしたお餅を、グラニュー糖をまぶしながらフライパンでカリッと焼く。
作り方と、そのほかのハイブリッド食感のお餅アレンジレシピはこちら。
デリッシュキッチンの副編集長で管理栄養士の斎藤香織氏は、最近のSNSでは見栄えよりも「日常的に活用イメージの湧く実用性の高いレシピ」が人気を呼ぶ傾向にあると話す。また昨年は食感をアピールした商品も話題になった。そこで、いろいろな食感が楽しめる「ヒットメーカー的食材」であるお餅を使った、実用性と食感の楽しさを兼ね備えたこのハイブリッド食感のレシピを開発したとのことだ。たしかに、これらのレシピを見ていると、新しいお餅レシピの想像力が刺激される。
プレスリリース