7. 第7位のインディアナ州(スコア85.1)は、労働者の平均労働時間は週40.6時間、可処分所得は1万7293ドル(約273万円)だ。職場の安全性ランキングは第12位で、長時間労働という欠点をわずかに補っているが、ワークライフバランスの面では、依然として最も厳しい州の一つとなっている。
8. 僅差で第8位に続くのがウェストバージニア州(スコア85)だ。職場の安全性ランキングでは45で最下位、幸福指数も33.83で最下位だった。同州の平均労働時間は週40時間で、通勤時間も長いため、ワークライフバランスに悩む住民の姿がさらに浮き彫りになっている。
9. 第9位はアリゾナ州(スコア83.5)。可処分所得1万8764ドル(約296万円)、平均労働時間は40.6時間と、労働者にとって厳しい環境になっている。平均幸福指数も50.22だ。
10. 第10位はサウスカロライナ州(スコア82.7)。可処分所得は1万5824ドル(約250万円)、幸福指数は49.62だ。同州は、職場の安全性ランキングでは16位だが、所得が低く、ワークライフバランスに課題があるため、ワークライフバランスが遅れている10州のうちの一つとなっている。
どこで暮らしていても大事なこと
分析からわかるように、可処分所得が最も低いのはハワイで5929ドルだ。ルイジアナ州の労働時間は最も長く(週44.3時間)、幸福度は最も低い(34.81点)。ウェストバージニア州は、職場の安全性(45)で最下位、平均通勤時間は最長だ。ワークライフバランスが遅れている州に住んでいる場合でも、そうでない場合でも、自分自身をケアすることは最優先事項だ。どの州に住み、働くにしても、燃え尽きを防ぎ、健全なワークライフバランスを築くためにできるウェルネスのステップについて知っておくことは重要だ。
(forbes.com 原文)