キャリア

2025.01.13 10:00

正しい履歴書の書き方、避けるべき5つ「よくあるミス」

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多くの企業が年明けに予算や人員計画を承認するため、1月は求人に応募する絶好のタイミングと考えられている。また、採用担当者も休暇から戻り、ポジションを埋める準備が整っているため、来年に向けてスタートを切るには良いタイミングだ。

本稿では、求職者が履歴書を作成する際に犯しがちな5つのミスを紹介する。ここで紹介するようなミスを避けながら、新たなチャンスに備えよう。

過度に個人的な情報を加える

多くの場合、履歴書は潜在的な雇用主である企業にあなたの印象を与える最初のチャンスとなる。自宅の住所や生年月日など、関係のない、あるいはデリケートな個人情報を盛り込むと、企業の気をそらせたり、無駄な警戒を持たせたりしかねない。

また、政治や宗教、無関係な趣味、個人的な逸話など、意図せず偏見を招き、採用活動に悪影響を与えるような内容は避けよう。

その代わりに、履歴書の限られたスペースで、あなたのスキルや経験、その企業に貢献できることなどを最大限アピールしよう。

学歴から書き始める

キャリアが長くなるにつれ、学位や学歴は、あなたが社会人として達成したことに比べればそれほど重要ではなくなる。例えば、5年前に取得した学位よりも、最近リーダーシップを発揮したり、プロジェクトマネージャーを経験したりしたことの方が、関連性が高くなるのだ。そのため、学歴を職歴の下に置くことで、あなたのキャリアを主役に見せることが重要だ。

履歴書は、あなたがこれまで何を学び、何を成し遂げてきたかに焦点を当てるべきものだ。仕事で学んだことや経験から書き始めることで、採用担当者にあなたがもたらした具体的な成果(売上の増加、プロセスの改善、リーダーシップの成功など)を素早く示すことができる。直近の職務、または最も関連性の高い職務を最初に記載し、それぞれの職務における貢献や成果を強調するようにしよう。
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翻訳=江津拓哉

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