テクノロジー

2025.01.04 10:00

激増するスマホへの攻撃 AndroidもiOSも全ユーザーが行なうべき安全性チェック

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iPhoneの「個人情報安全性チェック」

iOS 16以降を利用しているiPhoneユーザーはアップルの「個人情報安全性チェック」を定期的に実行することが望ましい。グーグルのチェックほど包括的ではないが、まだ一度も使ったことがないなら、今すぐ確認すべきだ。

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アップルの「個人の安全ユーザガイド」によると、この個人情報安全性チェックは「特定の人物やアプリと共有している情報をすばやく確認・更新し、共有を停止できる」機能を備えている。具体的には、あらゆる情報共有を一括で停止する「緊急リセット」と、共有やアクセスを管理する「共有とアクセスを管理」の2つのオプションがある。また、デバイスの盗難防止機能が有効かどうかも示してくれる。ヒントとしては、必ず有効にしておくべきだ。iOS 16以降なら、「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「個人情報安全性チェック」で利用できる。

iPhoneに用意されている「個人情報安全性チェック」(スクリーンショット)

iPhoneに用意されている「個人情報安全性チェック」(スクリーンショット)

ムーアによると「デバイスのOSを定期的にアップデートすることは不可欠だが、一般的なアップデートでは既知のデバイス脆弱性にしか対処できない場合がある」という。その点、「グーグルやアップルのセキュリティ診断や個人情報安全性チェック」は、将来発生しうるセキュリティ問題を見極めるために、一歩先を行く方法だ」というわけだ。

forbes.com 原文

翻訳=酒匂寛

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