その後、もうひとつ大きな動きがあるかもしれない。ロシア側がポクロウシクの北に向けてわずかに前進し、市の半包囲を完成させることだ。ロシア軍はそれに続いて、ポクロウシクに対する本格的な戦闘をついに始めることになるだろう。
その頃までには、第155機械化旅団がレオパルト2やカエサル、新たな人員2000人とともにポクロウシク方面に完全に配備されているに違いない。これがポクロウシクを保持していくのに果たして十分な兵力なのかは、この戦争の現在の局面で決定的に重要な問題だ。
4年目に入るこの戦争では、これまでに両軍合わせて100万人以上の死者・重傷者を出し、その大半をロシア側の損耗が占めている。
(forbes.com 原文)