ノンアルコールのカクテルを提供する洗練されたバーや、アウトドアアクティビティ、スピリチュアルな経験など、飲酒の習慣がない旅行者たちが厳選した、「飲まない」旅行者が特に高い関心を持つと考えられる楽しみ方を提供している注目の旅先10カ所を紹介する。
セドナ(米アリゾナ州)
米国とカナダに拠点を持つSee Sight Tourのガイド、ステファニー・ウェブは、初めてこの「聖域」を訪れたときのことを振り返り、「このエリアが持つエネルギーは、本当に健康を取り戻させてくれる」と語る。同社は「歩く瞑想(マインドフル・ウォーキング)」を取り入れながら、特にエネルギーが強いスポットとして有名なボルテックス・サイトを訪れるガイド付きのハイキングツアーも開催している。
また、この地域にはウェルネススパも複数あり、ヨガのクラスややジュースバーなどでエネルギーを回復させることができる。
ハリファックス(カナダ・ノバスコシア州)
海の魅力で知られるハリファックスでは、地元で作られたハーブティーや、ノンアルコールのクラフトドリンクを提供する店が増加している。前出のウェブによると、お酒を飲まなくても、おいしい食事とともに、美しい港の眺めとリラックスした雰囲気を満喫することができるという。メンフィス(米テネシー州)
音楽とパーティーは、お酒がなくても楽しむことができる。それを証明するのが、ロックンロールが生まれた場所として有名な伝説のレコーディング・スタジオ、サン・スタジオや、スタックス・アメリカン・ソウルミュージック博物館があるメンフィスだ。バーやライブハウスが多く集まることで知られるビール・ストリートにも数多くの家族向けの店があり、必ずしも「アルコールが中心」になっているわけではない。