キャリア

2024.12.28 16:00

「いつも以上につらい」年末年始の求職活動、専門家の5つのアドバイス

年末年始の失業はつらいものだ(Shutterstock.com)

4. 一時的な仕事を受け入れてチャンスにつなげる

「たとえ臨時やフリーランスの仕事が就きたい仕事でなくても、年末年始は短期の仕事に取り組むいい機会だ」とモーガンは話す。「収入を確保し、人脈を広げることができる。UpworkやFiverrのようなクラウドソーシングのプラットフォームや身近にある派遣会社は、長期的な仕事につながる可能性のある案件を紹介してくれるかもしれない。うまくいくと、将来の雇用主にあなたが積極的に行動していたことを示すことができる」

5. 消極的にならず、活動的に

失業していると、特に休暇シーズンには孤独を感じることがあるとモーガンは理解を示しつつも、ネットフリックスばかり観て活動しないのは避けた方がいいと言う。「新しいスキルを学ぶために短期講習に申し込むのはどうか。継続的な学習はあなたの適応力を将来の雇用主に示すことになる。ボランティアに参加するのもいいかもしれない。思いがけない形で新たな機会や人脈が得られることが多い。加えて、活発に動くことで日々の過ごし方にめりはりがつき、目的も生まれ、季節的な気分の落ち込みを防ぐことができる」

準備して自信につなげよう

調査によると、求人に応募する人の72%が求職活動の緊張が精神衛生に悪影響を及ぼしていると答えている。求職活動は歯科を受診したり、クモを素手で触ったり、あるいはスカイダイビングをするよりも怖いと言う人が多い。求職中のストレスや不安は精神衛生面でさまざまな問題を引き起こす可能性がある。仕事を獲得しようと必死になり、追い詰められるのだ。加えて、面接のストレスや不安で良い成果が出せないこともある。面接はどのようなものか、誰が行うのか、自分は最高の状態で臨めるだろうか、などとあれこれ考えてしまう。
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年末年始の求職活動はフルタイムの仕事のようなもので、プレッシャーにストレスも加わる。だが、モーガンのアドバイスを参考に準備すれば、面接を突破して望む仕事を得るための自信を持つことができるだろう。

forbes.com 原文

翻訳=溝口慈子

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