ウクライナの戦場記者アンドリー・ツァプリエンコは、第47機械化旅団に残っている十数両とみられるエイブラムスについて「非常に優れた働きをしている」と報告している。乗員はM1の分厚い防護と正確な射撃統制を高く評価している。
第47機械化旅団の2010年ごろ以降に改修されたM1が、クルスク州で最近戦闘に投入され始めた北朝鮮の歩兵とも衝突したのかは判然としない。ツァプリエンコは「戦車兵たちは撃破した敵部隊に北朝鮮兵も含まれていたのか、100%の確信はない」と書いている。「機関銃では敵の顔までは見えないからだ」
第47機械化旅団は、突出部北西周縁のノボイバーノフカ村のすぐ東で前線を維持している。ロシア軍の第56親衛空挺強襲連隊と第155独立親衛海軍歩兵旅団はノボイバーノフカ村から、道路を東へ1.5kmかそこら進んだ先にあるレオニードボ村を奪還しようと前進を試みている。
この道路やその分岐路は双方にとって非常に重要であり、危険でもある。光ファイバーを介して通信する最新ドローン(無人機)を飛ばすロシア軍の操縦士は最近、道路を走行していたエイブラムス1両を動けなくしている。ジャミング(電波妨害)を受けない光ファイバードローンは重量60t強、乗員4人のエイブラムスのエンジン格納部に繰り返し命中した。
Russian telegram channels posted videos of fiber optic cable FPV strikes on a Ukrainian Abrams tank in Kursk oblast last week. Aside from a concussion, the crew survived without injury and made it back to friendly lines. @KofmanMichael and I spoke to the commander of the tank… pic.twitter.com/piqapqvVMv
— Rob Lee (@RALee85) December 19, 2024