International Brotherhood of Teamsters(IBT)は、19日の米東部時間午前6時からストライキを開始し、全米の7つの物流センターの従業員らが参加すると発表した。
このストライキは、ニューヨーク市やアトランタ、サンフランシスコ、イリノイ州スコーキー、そして南カリフォルニアの3つのアマゾンの物流センターに影響をおよぼす予定という。
IBTによれば、組合側はアマゾンに労働条件と賃金の改善についての交渉を行なうための「明確な期限」を提示していたが、同社はこれを「無視した」という。
IBTは、アマゾンで働く約1万人の従業員を代表していると述べているが、これは同社が米国で雇用している100万人以上のフルタイムおよびパートタイム従業員のうちの1%に相当する。フォーブスは、アマゾンにコメントを求めている。
「あなたがホリデーシーズンにアマゾンに注文した商品の到着が遅れるとしたら、それはアマゾンの飽くなき欲望のせいだ。この会社の強欲な経営陣たちには、彼らの法外な報酬を支える人々に敬意を払い、礼を尽くすための機会がいくらでもあった。それにもかかわらず、彼らは労働者たちを限界まで追い詰めた結果、その代償を支払うことになった。このストライキは、完全に彼らの責任だ」とIBTのショーン・M・オブライエン会長は声明で述べている。
(forbes.com 原文)