「性善説」ではたちいかない
ホテル側はキャンセル客に対して十分な思い遣りの気持ちを持つことも大切ではないでしょうか。お客様にも事情があるのですからただ「払って下さい!」では、たとえそのつもりであっても不満が残るものです。本当はとっても泊まりたかったのに事情で行くことが出来なかった、急病やケガでそれどころではなくなってしまった。想像もしない状況にあるのかもしれません。
一部悪質な客がいるのは事実だとしても、みんながみんなそんなことはないわけで優しいお客様も大勢います。次の機会に気持ち良く宿泊していただきたいものです。
お客様側はホテルに正直に事情を伝えましょう。キャンセル料というのは事情にかかわらず支払わなくてはいけないものなのですが、ホテル側も理由くらいは聞きたいと思っていますし、場合によっては考慮して取らないこともあると思いますから誠実に相談してみて下さい。けっこう連絡なくいらっしゃらないと心配していたりするものです。
昔は宿泊キャンセルに対して、宿泊者もそうそう悪質な人は少なかったし、ホテル側もそうはいっても請求しない、そんな感じでなんとなくのバランスが保たれていました。でも何ででしょう?近年は平気で何の連絡もなく、請求も堂々と逃げ回る人が増えたような気もします。
おそらく携帯電話と着信拒否機能の普及、インターネットによる宿の人と関わらない予約。そんなことも手伝って、お互いの触れ合い・信頼感みたいなものが薄れてきている感じです。
「前回、事情で泊まれなかったんだけど、キャンセル料もいいって言ってくれたので、今回は泊まりに来ましたよ」
そんな律儀なお客様が大勢いたものです。宿側もそんなに神経質でなく穏やかでいられたものでした。
これは宿泊業だけでなく、飲食店の状況も同じように話題になってきているようですね。さすがに何か対策をするべきという意見が多くなっています。
これも時代なんでしょうか…なんだか殺伐としてきているような…。


