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2025.01.01 08:00

今日から始められる「お金持ち」になれる7つの原則

Sutthiphong Chandaeng / Shutterstock

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お金持ちになりたい人はたくさんいるが、お金持ちになるためのルールを進んで守ろうとする人となると、それほどいない。偶然任せでは、資産を形成・維持することなどできない。明確な戦略と自制心、首尾一貫した行動が必要だ。

お金持ちへの道のりは必ずしも平坦ではない。しかし、そこへ到達するための原則を忠実に守れば、資産を手に入れ、それを長期にわたって維持できる土台が整うだろう。

金銭的な成功に至る道のりを思うと、つい気がひるんでしまうが、資産を形成するのに宝くじに当たったり、千載一遇のチャンスに巡り合ったりする必要はない。それよりも大事なのは、一貫した規律ある行動を長く続けることだ。いつの時代も変わらないお金のルールに従いさえすれば、長期的な資産形成に向けた土台を築ける。

では、お金持ちになれる原則を紹介しよう。どれも、今日から実践できるものだ。

1. 収入に見合った生活を送る

資産づくりの重要ポイントは、支出を収入より低く抑えることだ。最新の電子機器やブランド品に散財したくなる気持ちはわかるが、お金持ちは、質素な暮らしこそが金銭的な自由を手に入れるためのカギであると知っている。

だからといって、楽しんではいけないわけではない。お金の使い道について、よく考えて選択する必要があるというだけだ。

プロからのアドバイス
「貯蓄ファースト」を実践し、収入のうち一定の割合をまず貯蓄してから、残ったお金を他の支出に充てよう。

2. 予算を立てる

予算は、お金に関するロードマップだ。金銭的な目標へと近づく道筋を示し、何にどのくらいお金を使うのかを十分な情報に基づいて決められるようになる。予算が決まれば、収入額、支出額、貯蓄額がはっきりするので、金銭的な目標に向けて順調に進むことができ、お金のことで無駄なストレスを抱えずに済む。

予算を立てると、家計をコントロールして大事なことを優先したり、経済的に安定した未来を築いたりすることが可能になる。貯蓄の目的が大きな買い物であれ、借金返済であれ、未来への投資であれ、予算を立てることは経済的成功を収める上での土台だ。

予算の立て方
・収入源をすべてリストアップする
・支出をすべてリストアップする(固定費、変動費、貯蓄額)
・必要に応じて調整し、収入の一部を貯蓄として確保する
次ページ > 支出を吟味し、目標を設定する

翻訳=遠藤康子/ガリレオ

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