「多様性」を体現する起業家たち
今年のゲーム部門の受賞者は、多様なバックグラウンドを持つ若い起業家やクリエイターたちが、業界を変革していることを示している。30名の受賞者のうちの14名が、女性もしくはノンバイナリーであり、14名が自身が非白人であることを自認している。また、受賞者の多くがビジネスの中心に、人々の多様性を尊重するインクルーシブネス(包括性)を掲げている。移民の親のもとに生まれ、米国の大学を卒業したジョセフ・ケンプ(29)は、低所得層の出身者が法曹界を目指すきっかけを与えるために、自身のスタートアップのGames That Matterを設立し、最初のゲームの『Disbarred』を開発した。
マイクロソフトのXboxのパートナーシップ事業を韓国で主導するミシェル・チャン(29)は、非伝統的なバックグラウンドを持つインディー開発者を支援する4カ月間の教育プログラムを立ち上げた。
今年の「30 UNDER 30」は、2024年12月31日時点で29歳以下で、過去に北米やヨーロッパ、アジアの同じリストに選ばれたことがない人物を対象としている。
本年度のリストの全体の詳細は、こちらのリンクから確認できる。
(forbes.com 原文)