消費者金融サービスの米バンクレートが今年6月に行った調査によると、ミレニアル世代で副業をしている米国人は平均で月1129ドル(約17万円)、Z世代は月958ドル(約14万4000円)の副収入を得ているという。そこで、副業として収益化しやすい5つの趣味を紹介しよう。
ライティング
ブログ、コピーライティング、フィクション、テクニカルライティングなど、文章を書くのが好きなら、そこから収入を得られる市場は間違いなく存在する。まず、自分にとってのベストな文章を集めたポートフォリオを作成し、Medium(メディウム)のような電子出版プラットフォームや個人ブログで公開することから始めてみよう。その後、各種のフリーランス向けプラットフォームに登録すれば、ライターを探しているクライアントとつながるきっかけになる。小さな案件から始めて評判を高め、最終的により複雑で高報酬の仕事を受注することを目指そう。そして、自分の地盤が固まったら、あなたのスキルを活かせるクライアントを積極的に探してみよう。受け身に徹していてはならない。
ライティングは一貫性が重要だ。自分のスタイルを見つけ、強力な顧客ベースを築くまで執筆と編集を続けよう。達成可能な目標を設定し、進捗状況を評価し続けよう。
家庭教師
教えることは崇高な情熱であり職業だが、それをフルタイムの仕事として続けられる忍耐力を持つ人は限られている。しかし、もしあなたが自分の知識を他人と分かち合うのが好きならば、家庭教師は向いているかもしれない。自分でスケジュールを決められ、資格に応じて料金を調整することもできる。語学学習の家庭教師は、子ども向けだけでなく大人向けにも今日最も一般的で需要のあるタイプの家庭教師だ。専門分野がある人ならば、それに応じて数学、理科、あるいは総合的な受験対策など、特定の科目を教えることもできるだろう。
コミュニティー掲示板やSNS上のグループを通じてのサービス提供もできるし、家庭教師と顧客をつなぐ各種プラットフォームに登録すれば、国境を越えて顧客を獲得することもできるだろう。顧客基盤を作り、生徒たちと良い関係を構築して高い評価をもらうことで、より多くのクライアントを惹きつけられる。
新米の家庭教師として見込めるのは時給15ドル(約2300円)ほどだが、クライアントが増え、経験を積むにつれて、徐々に時給を上げていける。求人サイト大手のIndeedによれば、時給41ドル(約6200円)を稼ぐ家庭教師もいるという。