5. 誠実性(C)
この因子には組織などをまとめる力や勤勉性、完璧主義、慎重さなどの特性が含まれる。誠実性の高い人は勤勉で細部までこだわり、責任感が強い。卓越性を追求し、計画に忠実で期日を守る。この特性は身体の健康と強い関連があり、実際に恩恵をもたらす。誠実な人は健康管理に積極的で、定期健診を受ける。これは慢性病を遠ざけ、全体的な健康を維持するのに役立つ。また、着実な取り組みはストレスを軽減し、人生をしっかり管理できているという実感を高めるため、精神面の健康にも良い影響を与える。
精神面の健康に関して言えば、誠実な人は感情の調節がうまく、衝動性が低いため、不安やうつ病を抱えるリスクが低い。
また、定期的に運動したり健康的な食事をとったり、医学的なアドバイスに従う傾向があり、これらはすべて身体の健康に直接好影響をもたらす。計画性と自制心が備わっていると、過食や薬物乱用といった衝動的で有害な行動を遠ざけることができる。
「従って、健康的な生活を送る上で、誠実であることは最も重要な特性の1つと考えられる」と研究者らは書いている。
6. 経験に対する開放性(O)
この特性には好奇心や創造性、想像力、芸術や新奇なものへの理解といった特徴がある。開放性の高い人は革新的で、新しいアイデアや経験を受け入れる。馴染みのない文化や料理、趣味を探求したり、創造的で型破りなキャリアやライフスタイルを追求したりする。研究者らは、開放性が心身の健康に及ぼす影響は比較的少ないとしている。
開放性が高い人は冒険的な行動をとることが多く、それが健康上のプラスとマイナス両方の結果につながる可能性がある。好奇心から新しい健康法を試したり、心を豊かにする活動を追求したりし、それが精神面の健康に役立つかもしれない。その一方で、娯楽用の薬物を試すなど、有益でないかもしれない危険を伴う行動に向かう可能性もある。
心強いのは、性格の特性は比較的変わらないとはいえ、完全に固定しているわけではないということだ。自分の傾向を理解することで、長所を意識的に伸ばし、潜在的な弱点を軽減することに努め、生まれつきの傾向と健康目標の間にある差を埋めることができる。結局、健康的な生活に向けた第一歩は内面から始まる。
(forbes.com 原文)


