重量13t程度のタイフーンや同7t程度のティーグルは製造が比較的容易な半面、装甲防御や路外の機動性はBMP-3に及ばない。これらのトラックはゼリョーヌイ・シュリャフから先に抜けていくにはおそらく道路を使わざるを得ず、しかも重装甲の防護もないため、これまでの装輪・装軌戦闘車両よりもさらに攻撃を受けやすく、損害も出やすそうだ。
クルスク州で数的に劣勢のウクライナ軍はそれを当てにしている。第225強襲大隊は「われわれはロシア軍の脆弱な点を最大限に利用している」と述べている。
(forbes.com 原文)