4. 自己成長のためのたゆまぬ努力
最も成熟した愛の形の一つとして、お互いが積極的に自身の課題に取り組み、自分の課題が関係の重荷にならないように心がける、というものがある。こうした、見落とされがちなラブ・ランゲージには、次のようなものがある。・自己成長に責任をもつ
・未解決の問題を管理する
・パートナーに対して、最高のバージョンの自分を示すよう努力する
ラブ・ランゲージとしての自己成長とは、誰もがそれぞれの課題を抱えているけれども、そうした課題に取り組むことを意識的に選ぶことが、自分自身と関係性へのコミットメントの表れであることを認めることだ。そしてそれは、セラピーや自己内省、自己成長といった方法を通して、自分自身の葛藤が他の人に影響を与えないように注意することだ。
いつでもベストの自分でいられる人はいないが、そうなれるように努めるコミットメントは大切だ。そこには、こうしたメッセージがある。「私は本気で成長したいと思っている。私の葛藤が、私たちにとって重荷にならないように。あなたを愛することは、あなたとの毎日の関係のなかに、ベストな自分をもたらすことを意味する」
自己成長に投資することで、お互いが、もっと軽やかで、もっとバランスがとれた、相互に尊敬しあう関係を構築することができる。このラブ・ランゲージによって、本質的な信頼と安心感が培われる。2人がお互いに、「関係の健全性」と「自分たち自身のウェルビーイング」の両方を大切にしている相手と一緒にいると感じられるためだ。
ここで取り上げてきた、見落とされがちなラブ・ランゲージによって、パートナー同士は絆を深め、ただ長続きするだけでなく、人生の難局を乗り越えて成長する愛を育むことができるだろう。
(forbes.com 原文)