そのほか、職場での意見やアイデアが尊重されているか、仕事とプライベートのバランスが保たれ、仕事で自分の貢献が評価されていると感じるか、自身の裁量で仕事ができているか、報酬面で満足しているか、といった問でも同様の結果が示された。
DXは業務の効率化を実現する。それによって無駄な仕事が減り、身も心も過重労働から解放される。また業務が可視化され、各自の働きが適切に評価されるようになる。そうなると、職場の雰囲気もよくなり、前向きな気持ちで仕事に励むことが可能になったのだと推測される。これは会社にとって、何よりの大きなメリットだろう。
家族や友人にDXが推進されている職場を推薦するかという問でも、推進組の9割以上が「そう思う」と答えた。非推進組は5割に満たず、「わからない」が2割を超えている。こうしたDXの恩恵は、未体験者にはピンと来ないようだ。しかしその「新境地」は、手が届くところに見えている。
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