北米

2024.11.22 14:00

「ベゾスはトランプの負けを予想していた」、マスクが根拠なく主張

イーロン・マスクとジェフ・ベゾス(Shutterstock)

世界一の富豪であるマスクの保有資産は約3170億ドル(約48兆9000億円)で、ベゾスの推定資産額である約2170億ドル(約33兆5100億円)を約1000億ドル(約15兆円)上回っている。ベゾスの資産の大半は、彼が共同創業した、時価総額が約2兆1000億ドル(約324兆円)のアマゾンの株式によるものだ。一方、マスクの資産の大部分はテスラとスペースXの持ち分で占められている。

以前から続く2人の「確執」

マスクとベゾスの間の確執を示す最も顕著な事例の1つには、フォーブスの長者番付に関連したものが挙げられる。マスクは、2021年に世界一の富豪となった際に、ベゾスに「巨大な2の数字を刻んだ像と銀メダル」を送りたいと語っていた。
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2人の対立の多くは、彼らが宇宙分野で果たしている役割に起因している。マスクのスペースXとベゾスのブルーオリジンは政府の契約を争っており、マスクは2021年に「ベゾスはもっとブルーオリジンに時間を割いて、のんびりする時間を減らすべきだ」とフィナンシャル・タイムズに語った。

一方、ベゾスがマスクを批判することは、さほど多くはないが、2019年に彼はマスクの火星移住の夢に異を唱え、「火星に移住したいという友人が居たら、エベレストの山頂で1年間暮らしてみろと言いたい。なぜなら火星に比べれば楽園だからだ」と述べていた。

forbes.com 原文

編集=上田裕資

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