Googleメッセージでは「〜として送信(Sending as)」が表示されるように
Googleメッセージのユーザーにも、歓迎される新たな更新が導入されるようだ。9to5Googleの報告によると、Googleメッセージはまもなく、ユーザーがどの名前とプロフィールでメッセージを送信しているかを通知する機能を提供するという。報告ではGoogleメッセージのベータ版20241112_00_RC00では「現在、RCS(リッチコミュニケーションサービス)の会話でテキストフィールドのすぐ上に『〜として送信(Sending as)』という通知が表示されている」と書かれている。この「〜として送信」通知はGoogleアカウントのプロフィール画像とアカウント名とともに表示され、メッセージ送信後には消える。この機能は、特にグループ会話において歓迎される。9to5Googleはプロフィール共有について「メッセージを送信する相手にグーグルアカウントのプロフィール(名前と写真のみ)を表示できる」と述べている。もしプロフィールがスパマーや詐欺師に誤って共有された場合、その会話をスパムとして報告し、ユーザーをブロックすることで、即座に会話からプロフィール情報が削除される。これによってスパマーはプロフィール情報にアクセスできなくなる。
Gmailのアドレス指定はそれほど複雑ではない
GmailやGoogleメッセージを使ったコミュニケーションのアドレス指定は、本来それほど複雑でも混乱するものでもないはずである。しかし、スパマーや詐欺師、ハッカーはわずかな混乱を利用して悪用しようとする。だからこそ、グーグルがGmailユーザー向けにShielded Emailのランダムなメールアドレスを導入するというニュースは、提供される時期は未定だが、非常に歓迎される更新だ。「〜として送信」やプロフィール共有は、Googleメッセージにおけるプライバシー向上への大きな一歩とはすぐには感じられないかもしれないが、これらの小さな改善が組み合わさることで、すべてのグーグルユーザーにとってプライバシー向上が図られるのだ。
(forbes.com 原文)