XTarent(クロスタレント)が運営するハイクラス転職サービス「withwork」(ウィズワーク)は、20代から60代の男性109人を対象に、「男らしさ」という固定観念がもたらす影響について調査を実施した。それによると、職場で「男らしさ」によるプレッシャーを感じたことがある人は、「頻繁に」と「たまに」を合わせて51パーセントを超えていた。
「男らしさ」を求められることで生きづらいと思ったことのトップ3は、仕事や昇進に対して野心的でなければならない、大黒柱的な役割を求められる、育児や私生活にもっと時間を割きたくてもかなわないというものだった。
また、男らしさのプレッシャーを感じる職場の特徴のトップ3は、「長時間労働が常態化している(良しとされている)」、「多様な価値観を受け入れない」、「男性の育休取得率が低い」だった。
こうした空気によって、仕事のパフォーマンスが低下した人は33パーセントもあり、ほぼ同じ割合でメンタルの不調をあげる人もいた。さらに、生活の質の低下、身体面の不調、転職や退職に至った人が約17パーセントにものぼった。