それによると、ボーナスがあると回答した人の年間平均支給額は、106.7万円で、前回の調査から0.4万円ダウンしたとのこと。
年代別に見てみると、20代や30代は前年に比べ増加しているものの、40代や50代は減少している。
ボーナス額は月収の平均2.6か月で、年代ごとの差はそれほど大きくないようだ。
では、ボーナスの平均支給額が高い職種ランキングを見てみると、トップは「内部監査」の188.6万円で、前年の21位から53.4万円のジャンプアップを果たしている。理由として考えられるのは、企業のコンプライアンス遵守が重要課題と位置付けされ、内部監査といった専門職の需要が高まるものの、そういった専門人材は限られているため、給与水準が高い傾向にあるようだ。
2位もやはり専門職である「法務/知的財産/特許」で177.7万円。3位が「リサーチ/市場調査」の173.2万円で、こちらも14位から大幅アップしている。職種分類でみると、企画/管理にあたり30位以内に9職種がランクインする結果となった。
内部監査や法務は、もともと給与水準が高い職種からの転職も多く、人材確保のためにも給与水準が高まりやすい傾向がある。それに加え、企業からの受注も増えており、大幅な増額を果たしている。やはり手に職をつけることが、高収入を得ることにつながるので、より自分を磨いてキャリアアップすることが得策といえる。
出典:転職サービスdoda「2024年最新版:ボーナス平均支給額の実態調査」より