パウリュークによると、ある強襲ではロシア軍は「地雷の爆発だけ」で車両17両を失った。この強襲はロシア軍第810独立親衛海軍歩兵旅団が7日に行って失敗したものかもしれない。
Sappers are destroying enemy equipment in the Kursk region!
— Defense of Ukraine (@DefenceU) November 17, 2024
During an assault, the enemy lost 17 pieces of equipment — all due to detonations on mines.
📹: @StratCom_AFU pic.twitter.com/DjisUhFLTx
2023年6月、かねて予想されていた反転攻勢を南部のザポリージャ州などで始めたウクライナ軍が、近年の軍事史上最も稠密な地雷原のひとつに阻まれ、たちまち行き詰まったことを思い出してほしい。ロシア軍はウクライナ軍の反攻を見越して、地雷原の幅を120mから500mへと4倍に広げたうえ、この拡張した地雷原で地雷の密度も高めていた。
クルスク州でのウクライナ軍の地雷作戦は別のアプローチをとっているようだ。ウクライナ軍の工兵部隊は、ロシア軍の指揮官が連日、部隊に対して、過去に撃退されている道路への突撃を繰り返し命じてくれるために、大いに助かっている。
ロシア軍の工兵部隊はウクライナ南部で、道路や野畑を移動してくるウクライナ軍車両を阻止するため広範なエリアに地雷原を敷く必要があった。それに対してウクライナ軍の工兵部隊はクルスク州突出部で、西側の最も重要なエリアにつながる道路数本での地雷敷設に注力できている。ゼリョーヌイ・シュリャフ村付近の道路交差点には、大破したロシア軍車両が何十両も散乱している。