自分のビジネスを始める
サービスの提供であれ、製品の販売であれ、自分のビジネスを立ち上げることは、実地体験を通じて新しいスキルを身につける最良の方法の1つである。教室で座って学ぶ受動的な学習とは異なり、起業すると、問題を解決し、選択し、迅速に適応することを余儀なくされる。自分のビジネスが最も必要としていることに合わせて、学習プロセスをコントロールすることができる。家族や友人を助けるアイデアなどで、小さく始めてみよう。例えば、あなたがデジタルマーケティングのスキルを向上したいとしよう。友人が経営するスモールビジネスのマーケティング・プランの作成や、親戚のSNSアカウントの知名度拡大を手伝うことを申し出てみよう。こうすることで、リスクの少ない環境で練習をしたり、試行錯誤しながら学んだり、すぐにフィードバックをもらったりして、アプローチを洗練させ、自信をつけることができる。
ある程度経験を積み、慣れてきたと感じたら、次のステップに進もう。商品やサービスを広め、実績を強調し、お金を払ってくれるクライアントを獲得するのだ。一般の人たちと仕事をする頃には、実践的な練習から築き上げた確かな基礎ができているはずだ。
スキルアップといっても、学校に戻り、正式な教育に大金をかける必要はない。オンライン講座、ボランティア、起業など、スキルを伸ばす方法はいくらでもある。大切なのは、学び続け、好奇心を持ち続けることだ。新しいことに挑戦しようと自分を奮い立たせている限り、あなたはすでに一歩先に進んでいる。自分自身への投資が一番の投資であることを忘れずに、思い切って今日からスキルアップに取り組んでみよう。
(forbes.com原文)