現在、第47機械化旅団の大隊は、もはやノービプーチ近辺をうろつく余裕はない。ロシア軍が7日に始めた大規模な反攻を食い止めるべく、第47機械化旅団は突出部の左翼で文字どおり死闘を繰り広げている。
5日の米大統領選・議会選でのドナルド・トランプ前大統領と共和党の勝利を受けた米政治情勢の急変に乗じ、さらにおそらく米国の対ウクライナ関係が大きく変化するとも見越して、ロシアはクルスク州で損害をかえりみず猛攻をかけている。ロシア軍はこの方面に展開させている第51親衛空挺連隊や第810独立親衛海軍歩兵旅団を増強し、その部隊をウクライナ側の陣地に突撃させている。第810海軍歩兵旅団には数千人以上の規模の北朝鮮部隊も加勢したもようだ。
クルスク州に散らばっていた人員や車両を再結集した第47機械化旅団は、ロシア軍の直接攻撃にさらされている。ロシア軍は12日、合計で30両を超える車両を投じ、5波にわたって第47機械化旅団の陣地に突撃をかけた。
第47機械化旅団は地雷やドローン(無人機)、ウクライナ国産のストゥーフナ-P対戦車ミサイルで応戦し、ロシア軍の車両10両を撃破した。残りの車両は、改編されたばかりの第17独立重機械化旅団(旧第17独立戦車旅団)などが含まれるとみられる近傍の友軍部隊が対応した。第47機械化旅団はロシア軍の「大規模な強襲は失敗した」と報告している。
Once again, Kursk—another repelled “meat assault” using heavy equipment. For over three months, 'Putin’s elite' have been smashing against the defenses of the true Cossack elite. Out of 30 vehicles, 10 were destroyed.
— WarTranslated (Dmitri) (@wartranslated) November 12, 2024
Footage by the 47th Mechanized Brigade.… pic.twitter.com/KG3kKe2GOJ
"There is a destiny which makes us brothers; none goes his way alone."
— Defense of Ukraine (@DefenceU) November 13, 2024
Edwin Markham
The combat losses of the enemy from February 24, 2022 to November 13, 2024. pic.twitter.com/iMgwmYkwSb