こうした研究結果は有望であり、高照度光療法の可能性を示している。とはいえ、市販されている高照度光のライトボックスを購入して、自宅で使用したとしても、さほど効果は得られないかもしれない。2019年に発表された、市販のライトボックスに関する研究には、こう書かれている。
「『1万ルクス』の照度をうたう製品であっても、過度に近い距離や、一定の照射範囲でしか高照度を浴びられないものや、まぶしさが許容範囲を超えていたり、照度にムラがあったりする場合がある。エビデンスで裏付けられた光量を確実に照射できるライトボックスを選ぶことが重要だ」
(forbes.com 原文)