音楽

2024.11.08 16:15

夢を叶え続けた一年 止まらない「新しいXG」への進化 #u30fj

竹田:日本を皮切りにワールドツアーでアジア各国を巡回し、とても忙しい日々を過ごされていると思います。いま率直にどのような気持ちですか?
 
JURIN:毎回感じるのは、私たちがステージに登場した時に見せてくれるALPHAZの笑顔が本当に美しいこと。ワールドツアーは今回が初めての挑戦で、当初は同じセトリや衣装の繰り返しの環境に慣れちゃうのかなって思っていたんですが、良い意味で慣れないというか。毎回が新鮮ですごく新しい。ALPHAZが見せてくれる表情も毎回違って、同じ曲をやっているにも関わらず、新鮮な気持ちでパフォーマンスをできるのはすごく幸せだと思いました。スケジュールは結構ハードですが、それよりも楽しさや幸せ度がとても高くて、やりがいを感じています。
 
MAYA:アジアのツアーを終えた今、振り返るといろんな国の新しい文化と触れ合う機会がありましたね。おっしゃった通り、ALPHAZとのコミュニケーションの取り方も「こうやってコミュニケーションを取ったほうがいいんだ」という気づきや、それぞれの国の言語でのフレーズや単語を聞きながら、今後新たに取り入れていきたいコミュニケーションの方法を学びました。
 
JURIN:MCの時はその地域の言語で話してみたり、毎回アレンジを加えていました。地域の言語を話すとALPHAZのみんながすごく喜んでくれて、距離も近くに感じられたので、必ずそういったコミュニケーションを取り入れるようにしていました。
 
HARVEY:ずっと夢見ていたワールドツアーだったので、期待値は既にすごく高かったんですが、ALPHAZのみんなが見せてくれる景色や伝わってくる熱量がものすごくて、その期待値をはるかに上回りました。それぞれの会場でALPHAZが心から楽しんでいる姿から、私たちがステージに込めているのと同等の熱量を感じたんです。すごく感動しました。
 
竹田:ツアー中のソロ曲のチョイスや、ビジュアルや衣装が頻繁に変わったりと、XGのサプライズの多さにはいつも驚かされています。
 
CHISA:ソロ曲については地域に合わせて考えています。日本だったら日本の曲(※2)。韓国は1日しかなかったですが、サプライズで韓国語の曲を特別に準備したりしました。
 
※2 日本公演ではCHISAがChe’Nell「Believe」、HINATAがZARD「揺れる想い」、JURIAが宇多田ヒカル「flavor of life」をそれぞれ披露した
 
JURIN:きっとサイモンさんのDNAを受け継いでいて、私たちはみんなサプライズが好きなんです。不安に思うことはあんまりなくて、どちらかといえば「絶対これでしょ!もうこれこれ!」っていう感じですかね。みんなが「これっ!」ってなったら、もうそれしかないので(笑)。毎回楽しく自由にやっています。私たちが提示するものにALPHAZがついてきてくれている感じですね。
 
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文=竹田ダニエル、編集=石原龍太郎、写真=ヤン・ブース

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