とにかくフリーランスは厳しい。しかし、人生をやり直せるとしたらまたフリーランスになるかと尋ねると、全体で6割以上の人がフリーランスと答えた。収入が増えた人の8割以上がそう答えるのはわかるが、収入が減った人でも半数以上がフリーランスを選んでいる。理由としては、一度解放されると会社という組織では働きにくくなる、ひとりで作業できるので自分に向いている、子どもとたくさん関われる、生きている充実感を味わえる、可能性が無限大など、お金よりも心の健康や夢を重視する意見が多い。
フリーランスにとって嬉しいことに、この11月から「フリーランス・事業者間取引適正化等法」、いわゆるフリーランス新法がスタートした。それにともない日本弁護士会は、フリーランスの仕事のトラブルを無料相談できる「フリーランス・トラブル110番」を開設している。これまで弱い立場だったフリーランスだが、少なくとも泣き寝入りはしなくて済むようになるだろう。
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