Kriegsforscherは、クルスク州に展開している十数個大隊規模のウクライナ軍の兵力について、ドネツク州に投入されたほうが役に立っていたのではないかとの考えをにじませている。この兵力にはウクライナ軍屈指の部隊や車両が含まれている。
「ドネツク州でこれほど多くの土地を失っているのに、自分はいったいクルスク州で何をやっているのだろうと自問している。(クルスク州への侵攻)作戦初日からわたしはそれに強く反対していた。その考えはいまも変わっていない」
ウクライナ国防省は、ほころびつつある前線を補強するために複数の新旅団の編成を急いでいる。しかし、新編旅団のなかで最高の旅団はまだ訓練中だ。ウクライナは新しい旅団向けに十分な数の現代的な車両も確保できていない。
(forbes.com 原文)