それによると、世界で最も睡眠を妨げられる旅行先ランキングで1位の汚名を着せられたのは、香港だった。香港は騒音レベルが高く、4つ星ホテルのレビューでも、睡眠の質に関する否定的な意見が最も多く寄せられていた。
メキシコ東部の人気リゾート地カンクンは、観光客向けのナイトライフが充実していることから、安眠しにくい旅行先として2位に選ばれている。
3位のラスベガスは、米国で最も睡眠を妨害される都市となった。同市には年間4000万人以上の観光客が訪れるが、これは今回のランキングの上位10都市の中で最も多い。ラスベガスのナイトライフは午前4時頃まで続くという。
4位以下は、上海(中国)、5位イスタンブール(トルコ)、6位マラケシュ(モロッコ)、7位カイロ(エジプト)、8位アムステルダム(オランダ)、9位パリ(フランス)、10位ローマ(イタリア)と続いた。
ラスベガス以外の米国の都市では、ニューヨークが13位、ロサンゼルスが18位、サンフランシスコが25位、オーランドが26位となった。
一方、調査対象となった30都市の中で最も騒音レベルが低く、安眠できる旅行先とされたのはインドネシアのバリ島だった。アラブ首長国連邦のドバイやオーストリアの首都ウィーンも安眠に適している都市と評価された。
(forbes.com 原文)