パリ北部のクリニャンクールで開かれる世界最大規模の蚤の市や、スペインのビルバオで開かれる蚤の市に出かけよう。ヴィンテージものを扱うお店が多数出店される。
高齢者は財産を子どもに残さず、旅で使い切る
ブッキング・ドットコムの予測によると、ベビーブーム世代はのんびりと老後を過ごさず、身をもって「人生を謳歌する」姿を他の世代に示すつもりだ。いま増えているのが「SKI」と呼ばれる旅行だ。SKIとは、斜面を滑り降りるスキーのことではなく、「Spending Kids’ Inheritance(財産は子どもに残さず使い切る)」の略だ。孫や子どもを持つ世代は、優先順位を変え、お金を貯め込まずに使い切ろうとしている。調査では、親世代の46%が、「子どもに財産を残さず、2025年にはそのお金を生涯の思い出となる旅行に使いたい」と回答した。この傾向には、家族のための行動も含まれる。高齢者が、子どもや孫の旅費を負担するというかたちで、生活費高騰の危機を乗り越えられるよう多額を支援しているのだ。調査では、「成人してから、親に旅費の全額か一部を払ってもらったことがある」と回答した人は58%に上った。ベビーブーム世代はこうした傾向を後押ししているようで、ベビーブーム世代の80%が「子どもの旅費を喜んで負担する」と回答。また、78%が「次回の旅行を予約するときは、孫の分も喜んで負担する」と回答した。
(forbes.com 原文)