韓国で相次ぐAI関連の資金調達
ベンチャーキャピタルによる投資が世界的に低迷する中、半導体のハブである韓国では資金調達が相次いでおり、7月には、リベリオンズがサウジアラムコの投資部門のワエド・ベンチャーズからシリーズBのエクステンション・ラウンドで1500万ドル(約23億円)を調達した。また、5月にはチップメーカーのDeepXが、元サムスン電子幹部のチン・デジェが設立したスカイレイク・エクイティ・パートナーズの主導で8000万ドル(約122億円)を調達した。韓国語によるLLM(大規模言語モデル)を構築しているTrillion Labs(トリリオン・ラボ)は今月初め、Strong Ventures(ストロングベンチャーズ)が主導したプレシードラウンドで420万ドル(約6億4500万円)を調達した。AIを活用してヘッジファンドが上場企業の調査を迅速化することを支援しているLinq(リンク)は、6月にAtinum(エイティナム)が主導したシードラウンドで660万ドル(約10億円)を調達した。また、企業が言語別のLLMを開発することを支援しているUpstage(アップステージ)は、SKグループのAI投資部門であるSKネットワークスが主導したシリーズBラウンドで7200万ドル(約110億円)を調達している。
(forbes.com 原文)